シェーン

1950年のアメリカ映画。西部劇の大作。

流れ者のガンファイター、シェーンがたどり着いたワイオミング州ジョンソン郡の開拓地は、悪徳牧畜業者のライカー一味の暴虐に苦しめられていた。シェーンは、当初ジョー・スターレットらの開拓農民たちから疎まれるが、やがて和解する。

ジョーやその息子ジョーイと友情を結ぶシェーンだったが、ジョーの妻マリアンは彼に惹かれ、またシェーンも彼女に惹かれてゆく。

ライカー一味たちの弾圧はエスカレートし、ライカーは殺し屋のウィルソンを雇う。彼らは開拓農民の一人を殺害するが、その暴虐に、農民達は結束して立ち向かうことを決意する。この抗争に終止符を打つため、ライカーに独りで会いに行こうとするジョーだったが、シェーンはこれを力ずくで止め、独りライカー一味の元へ向かう。

ライカー一味やウィルソンとのガンファイトに、シェーンは勝利する。物陰から彼を狙い撃とうとしたライカーの弟は、追いかけて来たジョーイのとっさの一言で、シェーンに返り討ちにされる。

ヒーロー然としたヒーロー像、ラストの「シェーン、カムバック」この一言はシェーンに届いていたのか。
後姿が悲しい。

どちらが善でどちらが悪か、という概念が存在しない為、ラストが余計に寂しく感じられるのかもしれない。

羅生門

1950年制作。

芥川龍之介の小説「藪の中」を故・黒澤明監督が映画化した時代劇。ある侍の死に立ち会った、男女4人それぞれの視点から見た事件の内幕を生々しく再現する。

志村喬演じる杣売りが金沢の死体を発見、検非違使が事実関係を確かめるために多襄丸、真砂、金沢武弘を呼び、その三人の証言を基に進んでいくが、それぞれ証言内容が食い違っていて、真相が分からない。

事件のあった日のうだるような暑さ、ぎらぎら輝く太陽、木漏れ日、顔に映る葉影、玉の汗、光る刀、岩清水、そして僧の心の状態を表現するかの様な大雨の描写が、迫ってくる。

柿売りの語る真実が人間の醜い本性をこれでもか、とさらけ出しながら、最後に赤ん坊が明るい未来を見せてくれる。

黒澤監督の性善説を信じるメッセージが伝わってくる様だ。

アラビアのロレンス

1962年のイギリス映画。

第一次世界大戦中のシナイ半島。砂漠の民アラブ人は、民族国家の建設と近代化をいち早く達成したトルコによる侵略を受けていた。アラビアの言語や文化に精通したイギリス軍のロレンス少佐は英国の敵ドイツと組むトルコをアラビア半島から駆逐するため、英土両軍が思いもつかない奇襲作戦でトルコの手に落ちたアラブ人の都市を奪還していく。ロレンスの行動の目的は単にイギリスの権益を守ることではなく、アラブ人に自信を回復させ、さらにはトルコ勢力一掃後のダマスカスを中心にアラブ民族の統一国家を樹立することだった。

前半の方では自信に満ちていたロレンスが、後半になると弱みを見せてくる。
同じ人間でもこうも違う表情を見せる様になる。

アラブの民族をまとめあげ、計画通りうまくいっていたロレンス。
何をやってもうまくいく時というのはあるのだろう。
しかし、そうした時に試練はやってくる。

砂漠(自然)の雄大さと、人間の弱さを対比するかの様な表現力に魅せられる。

漠を舞台にしたアラビア部族たちの騎馬隊は全て本物だと言う。映像の迫力に圧倒されるのも分かる気がした。

 

看護師は激務ではない – 井上 晃宏

「普通の能力の人が、大した努力も教育もなしで就ける職業で一番給与が高いのは看護師だよ」と言うと、オウム返しに「でも看護って激務なんでしょう?」と言われる。
じゃあ、どのへんが激務なのかと聞いても、「夜勤があったり長時間労働だから」「肉体労働だから」という答えしか返ってこないのだが、そのどちらも間違っ ている。夜勤については、週40時間の制限内で行われている。三交代の(日勤→深夜勤)とか、(深夜勤→準夜勤)みたいなシフトだと辛いが、最近増えてき た二交代だと、まとまった休みが取れる。
医療業界以外でも、夜勤はある。夜勤の方が短時間で金が稼げるので、夜勤を専業にする人もいる。夜勤には法規制があり、それらが守られている限りは、大し て健康被害は発生しない。警備員や運送業や建設業や24時間スーパーが激務なんて話はないのと同様、看護の夜勤も激務ではない。
「肉体労働だから激務」というのも、大して根拠がない。患者の体位変換や移動に力が要ることは事実だが、それって、農林水産業や建設業や運送業や小売の荷運びよりも高負荷なんだろうか。もっと負荷の高い肉体労働はいくらでもある。
看護師には女性が多いので、「母性保護」という問題があるが、妊娠したら業務軽減を申し出る権利はある(労基法65条、66条)。しかし、看護師側が申し 出ないので、妊婦にも夜勤が割り当てられる。「申し出たら」という留保をなくして夜勤制限を強制にすれば、金を稼ぎたい労働者の「働く権利」とぶつかるだ ろう。これも、看護師だけの問題ではなく、夜勤をする女性すべてに共通する問題であり、看護師が特別に過酷とも言えない。
結局、看護師労働問題とは、しんぶん赤旗の紙面のように、経営側の事情を一切考えなくていい労働者が、互いに矛盾する主張を言いたい放題言っているだけだ。
やたらと激務を喧伝する看護協会も困ったものだと思う。労働闘争的には正しい戦略だが、その結果、新規参入が少なくて、看護師の水準が低くなっている。
看護業界には、月8回も夜勤をこなす激務の職場もあるが、月4回かそれ以下というところもある。忙しい職場も、のんびりした職場も、給与はほとんど変わら ない。週3日だけ、昼間だけのパートタイム勤務を選ぶこともできる。パートタイムでも時給は2000円もある。職場を選ぶ自由がある以上、ブラック企業な んて成立しない。
毎年15%の看護師が退職するというデータがあるが、15%の退職率は多くない。3年で半分が辞めるのはむしろ普通だ。常に不足していて、転職市場が整備されている看護師の場合は、退職しても、すぐに次の職場が見つかる。看護師は、決して「使い捨て」ではない。
新卒未経験の人が、週40時間労働で年収500万円ももらえて、高齢になっても働ける職種なんて、いまどき看護師ぐらいしかないのだから、もっと新規参入者が増えてほしいと思う。

 

この人は、なぜこんなことを言うのだろう。

こんなことを言えば、敵が増えるのはわかっているはずなのに。

この人の言っていることも、間違っている訳ではない。

その仕事に就いて、激務なのかどうなのかを判断するのはその人次第で、激務と思う人もいれば思わない人もいる。

だとすると、看護師の業務は一般的に激務といわれているので、看護師がそう言ってたりもするんでしょう。

だとしたら激務なんじゃないの?

はたから見ても激務に見えます。

単純に夜勤だけの問題ではない。

命に関わる仕事で、間違いを犯すと死に至らしめる可能性もある。

厳しい仕事だと思いますよ。

「警備員や運送業や建設業や24時間スーパーが激務なんて話はない」なんて言ってるけど、その職に就いたことないよねきっと。

言いすぎもほどほどにしておいた方がいいと思いますよ。

このような医師とは一緒に仕事はしたくないと考える看護師の方、看護師 求人 好条件を参考に転職先を検討してみてください。

ジョニーは戦場へ行った

1971年のアメリカ映画。同名の小説の映画化。

第一次世界大戦に参戦したアメリカの兵士。戦場で砲弾にやられ、四肢、視聴覚、発声を失った状態で軍病院に収容されている。それでも周囲で何が起こっているかは想像でき、自分の意思を首の上げ下げで伝えることができる。彼が夢の中で想い出す過去、そして現在、伝えようとする意思とは…

モールス信号によって「死ねないなら、むしろ見世物にして欲しい」というメッセージを伝えた主人公。
これは悲しすぎる。

夢の中の見世物小屋でもお金の音だけして観客が一人もいなかった事から、自分は存在するしていないという虚無感を主人公は痛感していたのだろう。

痒いところを掻く事すらできない、話せない、意思もずっと伝えられなかった、これは死ぬよりつらい「生きる」事だ。

ただの反戦映画として括る事のできない、重い重い人生ドラマだ。

 

スマホ使い電子カルテ 能美・芳珠記念病院

能美市の芳珠記念病院は10月1日、宮崎大が開発した電子カルテシステム「WATATUMI(わたつみ)」を、県内で初めて導入する。院内専用のスマート フォン(多機能携帯電話)と、パソコン端末との情報のやりとりが可能で、医師や看護師らが即座に患者情報を共有し、医療の安全性や利便性を高める。

スマホは主に看護師が活用する。入院患者らが装着するリストバンドのバーコードを読み取って確認し、患者の取り違えを防ぐ。スマホで入力した血圧などの検査結果はパソコン端末の画面に反映され、スマホでもレントゲン写真などの情報を参照できる。

患者の診療の流れを一覧表示でき、蓄積した情報を3秒以内に表示する処理速度の高さが特徴。宮崎大医学部付属病院など、九州の17病院で取り入れられている。

仲井培雄(ますお)理事長は「医師や療法士ら各職種が協力して素早く対応し、患者にとって安心安全な病院でありたい」と語った。

 

医療の現場も、どんどん進化しますね。

スマホも要は小さなパソコンですからね。

ノートパソコンを持って歩くのは大変だし、タブレットでも邪魔になるだろう。

そこでスマホである。

画面が小さいため、入力が少し面倒かもしれないが、携帯性は抜群。

小さいだけで機能的には十分PCの代わりを果たす。

理想的ですね。

このような先進的なシステムを導入する病院で働いてみたいと考える看護師の方、看護師 求人 給料を参考に職探しうぃしてはいかがでしょうか。

勝手にしやがれ

1959年のフランス映画。巨匠監督、ゴダールの長編デビュー作だ。

主人公のミシェルは、マルセイユで自動車を盗み、追ってきた警察官を射殺する。パリに着いたものの文無しで警察からも追われているミシェルは、アメリカ人のガールフレンド、パトリシアと行動を共にする。だが、ミシェルが警察に追われる身であることを知ってしまうパトリシア。やがて二人の逃避行が始まるが、心変わりしたパトリシアが警察に通報してしまう。

ストーリーよりもカットの細切れによる、映像で楽しませる映画だ。

アクションの繋ぎ一つとっても、2つの異なるカットを繋ぐためには、映し出された役者や物体のアクションが持続するような繋ぎ方をするのが一般的な手法だが、この映画では全く関係ない。

唐突に場面が変わる、ブツ切りが何だか心地よい。スタイリッシュな出で立ちとお洒落な会話がこの映画の肝となっている。

 

潜在看護師の職場復帰支援で講習会 都城

結婚や出産などで離職中の「潜在看護師」を対象にした職場復帰支援セミナーが17日、都城市大岩田町の市郡医師会病院で始まった。30~60代の女性13人が参加。27日までの5日間、講義や実習を通じて看護の知識や技術を学ぶ。

 

今看護師は、全然足りないそうだ。

これからの高齢化社会に向けて今よりも数十万人の看護師が必要とのこと。

そこで注目されているのが「潜在看護師」。

もともと看護師をしていたが結婚や出産を機に退職してしまい、今は看護師をしていない人のこと。

看護師をしていたから、資格は持っている。

その潜在看護師が復職してくれれば、かなりの数を確保できるということで、今注目されているようだ。

その潜在看護師が復職しやすいように支援セミナーを行うとのこと。

他の地域でも積極的に同様のセミナーを実施し、潜在看護師が復職しやすい環境を整えていただきたいものだ。

そして、復職を考える潜在看護師は、看護師転職祝い金を活用して職を探していただければと思います。

地獄の黙示録

地獄の黙示録は、1979年のアメリカ映画。

ベトナム戦争。狂人となりベトナム奥地に帝国を作り暴走しているといわれる、元特殊部隊に所属した優秀な軍人カーツ大佐。彼を暗殺せよとの命令を受けるウィラード大尉。河を上り行き着く果てに見たものは・・?

映像や演出で戦争の狂気を表現しているといった印象の作品。

アメリカにとっての大失敗、ベトナム戦争を題材にするとこうなるのか。
自分の居場所は狂気の戦場しかない、そんな大佐の心情を表現している様に思う。

独裁者

ヒトラーとナチズムの風刺を主なテーマとしたチャップリンの「独裁者」は、1940年のアメリカ映画。
サイレント映画を撮りつづけてきたチャップリンが、一気に雄弁にメッセージを送った映画だ。

収容所を脱走したユダヤ人床屋のチャーリー(チャップリン)は恋人のハンナ(ポーレット・ゴダード)と平穏な日々を過ごしていた。しかし、ヒンケルという独裁者(チャップリン=二役)が現れて以来、彼らの人生は一変する。チャーリーは再び収容所につれられ、ハンナは隣国へと逃亡するはめとなった。だがある日、軍服を盗んで逃亡していたチャーリーは、あろうことか何とヒンケルと間違えられてしまう。逆にヒンケルはチャーリーと間違えられる・・・。

ナチズム政権のピーク時にこの映画を制作した勇気と、メッセージ性に驚く。
最後の演説シーンは生々しく、それでいて全編通してのコメディタッチを失わないのは、チャップリンのなせる業か。

チャーリーとヒンケルが入れ替わるなど、二役を演じるチャップリンの茶目っ気が最大に生きている。

日本では当時、ナチスドイツと友好関係にあった為に公開されず、日本における初公開は1960年の事だったのだという。

ちなみにヒトラーもこの映画を観たそうだが、どの様に感じたのだろうか。非常に興味がある。