レインマンには実在のモデルが居た

実在のモデルは、サヴァン症候群のキム・ピークと言われている。キムと面会した作家のバリー・モローがその能力に驚愕し、小説を書きあげる。
当初、ホフマンは弟の役だったが、兄の役柄に大きな感銘を受け、自分が演じることを直訴。何度もキムに面会し、役作りに励んだという。
床に落ちた爪楊枝を瞬時に計算したキム・ピークの実体験がそのまま映画のエピソードとして出てくる。ただし自動車運転などは困難を極めた。
映画「レインマン」の公開後に有名となったキムは、しかしなんら生活を変えることなく、毎日を図書館で過ごし、小説から図鑑、電話帳、住所録までを片っ端から読破して、記憶する日課を死ぬまで続けて、09年12月19日に58歳で亡くなる。

何だか、悲しい話である。