終着駅

1953年のアメリカ映画。

メアリーは7歳の娘がいる人妻で、ローマでジョヴアンニと恋に落ちる。

しかし、家族を思うジェニファーはモンゴメリーに別れを告げずに、ローマの駅からミラノ経由でパリに向かおうとしている。そこから空路でアメリカに帰国するつもりだ。

あわてて家路を急いだので、荷物をおいのリチャード・ベイマーに駅まで持ってきてもらおうとした。午後7時出発の汽車に乗ろうとしたときにジョヴアンニが現われる。汽車に乗ろうとしたが、別れを惜しみ二人は駅でたたずむが・・・

最初から最後まで駅でのシーンというのが非常に斬新。

列車に乗って別れてしまえばそれまでなのに、ひたすら会話で引っ張るところが凄い。

未練がましさが痛々しい映画だ。

また、駅だけあってバックは人々が次々歩く慌ただしさ。静かすぎないところに、大きなリアリティがある。