パーフェクトワールド

1993年のアメリカ映画。クリント・イーストウッドが監督、さらにケヴィン・コスナーと共に主演を務める。

刑務所から脱獄したテリーとブッチは、逃走途中に民家へ押し入る。彼らは8歳の少年フィリップを人質に逃亡するが、ブッチはフィリップに危害を加えようとしたテリーを射殺し、2人で逃避行を続ける。

少年が次第にテリーを父親の様に慕い、それが友情になっていく過程が見事。

ブッチを追跡する警察署長のレッドは、少年時代のブッチを少年院に送った元保安官であり、それを契機に常習犯となったブッチに対して責任を感じ、自分の手で彼を逮捕しようと思っていた。

ここにも、複雑な人間ドラマがある。

ブッチの最後はフィリップに撃たれて死んでしまうが、安らいだ表情から、「これで良かったのだ」という安堵感を感じさせる。とても悲しいラストではあるが、感動。