フレンチコネクション

1971年のアメリカ映画。

ニューヨーク市警察本部薬物対策課で“ポパイ”とアダ名されるドイル部長刑事。彼は薬物捜査の辣腕だが、捜査のためならば強引な手法も厭わない。

麻薬の売人を逮捕したある夜、ドイルは相棒のラソーと共にナイトクラブに飲みに出かける。そこには有力マフィアの組長たちが妻同伴で来店していた。その際、組長夫妻たちと共にテーブルを囲み、札びらを切っている30歳ほどの夫婦がいた。不審に思ったドイルとラソーは、その夫婦を捜査する。

夫婦は、表向きはブルックリンでデリカテッセンを営んでいるが、夫のサル・ボガは強盗事件などで何度か捜査対象になるなど、犯罪やマフィアに近いところにいた。工員、郵便配達人などに偽変しながら夫婦を視察下に置くドイルとラソー。すると、夫のサル・ボガがニューヨークの麻薬取引の元締めで大物マフィア・ワインストックの舎弟であることが判明した。また、サル・ボガは近いうちにフランスとのヘロインの大口取引を任されるという。

財務省麻薬取締部の捜査官たちと捜査を進めると、“フレンチ・コネクション”と呼ばれるマルセイユの黒幕・シャルニエがニューヨークを訪れていることが判明する。シャルニエを執拗に追及するドイル。シャルニエはこれ以上追及の手が迫ることを恐れ、殺し屋・ニコリをドイルのもとへ差し向ける。

街の寒さと冷たさがひしひしと伝わってくる映像と、犯人をつかまえる為の炎の様な執念のコントラストが凄い映画だ。オールロケで撮ったらしく、そのリアリティさは群を抜いている。カーチェイスの場面も手に汗握る。
実話を基にしているのだという事は、知らなかった。